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  高圧洗浄機は、水圧で汚れを除去できる便利な道具ですが、

水を使うということで、排水の有無、対象物の強度、周囲の養生等には気を配らなくてはいけません。

排水の有無
いくら水道を使うより水量が少なくて済むといっても、周囲に排水がない場所や水はけの悪い場所の使用は、気付くと周辺が水浸しになってしまいます。

対象物の強度
電動式でも最近は、ノズルの交換等で強力な水圧を噴射できるものも多いです。しっくいや、もろい外壁、塗装の弱いところあるいは経年変化で塗装がはがれか けているところ等は、当然のように表面がはがれ、質感、色ともに失われてしまいます。洗浄機噴射前に目立たない場所でテストすることをおすすめします。直 噴を広角に切り替えることで噴射力をやわらげられる場合もありますのでいろいろためしてみましょう。

周囲の養生
対象部分はたしかにきれいになりますが、その周辺には、ついていた汚れがかなり飛び散ります。よく道路の草刈で電動草刈り機の周辺に布を広げて土や異物が 周辺に飛び散らないようにもう一人が付いてあるいているのを見かけたことがありませんか?あるいはマンションの外壁を塗装する場合、周辺の駐車場の車にビ ニールをかけて汚れない様にしているのを見たことはありませんか?
ようするに、洗浄しない部分には、カバー(養生)して保護しておかなければ、あとからその部分の掃除が大変いなります。
それがもし、お隣の家の外壁だったとしたら、お隣さんもいい気はしませんよね。
どの辺まで飛び散るか予想してなれないうちは養生するようにしましょう。

慣れてくれば、ガンの方向をコントロールして飛び散りを最小限にすることも出来ますが、最初のうちは養生をきっちりしましょう。
マンションのベランダ等の床や網戸を洗浄する場合、階下のベランダに干してある布団を汚したりすることもあるかもしれません。
きちんと柵周辺の目張りをして行いましょう。

空運転
空運転は禁物です。機械の寿命を縮めてしまいます。溜水で使用する場合は、水がなくなったら速やかに、スイッチを切り水を補充しましょう。

洗うコツ
きれいに洗うコツは、壁面を例にすると、一度に洗える面積を決め、その周囲を囲むように洗ってゆき、中を塗りつぶす感じで縦に全体を洗い、上から左右に洗い交差するように洗っていきます。同じことを1箇所で2回繰り返すと均一に仕上がっていきます。(汚れの状況や対照面の強さによって回数は決めてください)

ムラが残る場合は、その位置から少しバックして広範囲で噴射したりノズルを広角にして広い面積でまんべんなく洗うようにします。
あまり対象面に近すぎると、物を傷めたり、ある部分だけ極端にきれいになりすぎたりしてムラになりやすいので、遠ざけたり近づけたりして、カメラのピントのように一番そつなく除去できる部分を探してください。